なぜ作れない?B5サイズの本革ノートカバー
牛革のブックカバーはよく売られているけど、キャンパスノート(B5)サイズのレザーカバーはあんまり売られていない。。。
この理由は、革の使用面積が大きいからです。
なぜ、革の使用面積が大きいと売られていないのかと言いますと、牛の革は当たり前ですが牛のカタチをしています。
B5ノートを開いた状態の大きさを裁断するとなると取れる部分が少なく、その分多くの革が必要となってしまうためコストが大幅に上がってしまうのです。
「ここが大きい面が取れる!」と思っても真ん中に革切れがあったり。。。
こういった傷は避けて裁断しないといけないので、革を取れるところはかなり少なくなってしまうのです。
ノートカバーの中には革の取り勝手を考慮し、ノートカバーの表面と裏面の2枚に裁断し、背表紙部分で縫製しているものもありますが、革の重ねる部分が多いとその分重くなりますし、ゴワつくので使い勝手も悪くなります。
asobozeでは、ノートカバーはやはり本体と見返し部分を縫い合わせただけの、軽量で使いやすいものを作りたい。
本革ブックカバーでご好評をいただいている当店、(⇒アマゾン店のレビューを見てみる)ようやく納得のできる本革ノートカバーが作れることになったので、正直あまり採算が取れていないのですが販売を開始致します。(⇒商品を見てみる)
もちろん日本製です。
可能な限り販売を継続致しますが、革の仕上りによって状況が変わりますので、お求めはお早めをおすすめ致します。
カバンショップasoboze 大西