【Makuakeプロジェクト】”折れる革”changize(チェンガイズ) その3
先日ブログにて、11月6日(月)昼12:00~Makuakeにてプロジェクトを開始するとお話し致しました。今回はその続き、その3になります。前回のブログを見るには以下をクリック!
→changize(チェンガイズ)その1
→changize(チェンガイズ)その2
その2では西の革職人のご紹介を致しましたので、今回は東の革職人、東京の革漉き(かわすき)職人のご紹介になります。
↑まずは動物の皮から革へと、西の革職人により完成した革。
↑この革を抜き型で抜きます。
↑革は、牛が生前に持つキズによる穴あきなどがございます。そういった製品には適さない部分は避けて型を抜いていきます。抜き型がB4サイズと大きいので牛1頭の半分でchangize(チェンガイズ)が10~14枚しか取れません。
↑漉く前の革は3~4mmほどの厚みがあります。
↑革漉き機にて革を薄く漉いていきます。
↑ドライバーで機械の厚み設定を調節しながら何度も何度も革漉き機に通していきます。
↑厚みを図ります。まだ0.4mmまで漉けていません。
↑機械を0.4mmに調節しても革を通す部分によって微妙に厚みが異なるため、さらに何度も通します。
↑0.4mmになりました。全ての面が0.4mm以下になるよう面全体を図ってチェックします。
↑漉き落とした革です。元々3~4mmの革を0.4mmへとほぼ10分の1の薄さにします。ここまで薄くするには、熟練の革漉き技術がないと、革は簡単に破れてしまいます。しつこいですが、何度も何度も革漉き機に通すので、常に破れてしまうリスクと隣り合わせの中、職人のプライドが光ります。
カバンショップasoboze 大西